対マシュマロ戦争の前夜

名古屋でお芝居をしながら様々なものと戦っています。

おはなしのくに

ストーリーがすきです。

お芝居に限らず、漫画とか、映画とか、小説もすきです。

そこで、ひとが生きようとする姿にみなさん感動したりするわけですが、

ただその感情だけ切り取って見せられたとしても「あ、そうなんだ」程度でしかなく、

ストーリーがあってこそ共感や説得力を生むんだと考えています。

 

感性が他人より鋭い方はストーリーがなくとも共感できるかもしれませんが、

ぼくなんかは性格が悪いので感情や自我だけを切り取った作品を見せられると

「あーはいはい!わかったわかった!悲しい悲しい!」

と一瞬で飽きてしまいます。

受け手を引き込もう、楽しませようという意識が欠けていると感じたら、

一気に冷めてしまう性分です。

人間の感情なんて大体同じなので、それだけ抽出されてもワクワクしないのです。

 

人間の集中力は60分しか持続しないと言われていますので、

つまりストーリーの展開の仕方、が作品の魅力を握っています。

ぼくはただ純粋にワクワクしたいだけなんです。

せめて自分はそうあれるように頑張ります。