対マシュマロ戦争の前夜

名古屋でお芝居をしながら様々なものと戦っています。

はやくあるく

幼い頃、父の歩くスピードが早いのが好きになれなかった。

ぼくが泣いていても、困っていても、

お構いなしにずんずんと歩いていってしまう。

こちらを振り返りさえしないその後姿を見ると、

あたかも自分なんて存在していないかのように思えて。

世界から取り残されていく感覚。

自分が際限なく小さくなる感覚。

 

を、今日、ふと思い出した。

自分は大切なものを置き去りにしてはいないだろうか。

たまにはゆっくりと歩けるような大人でありたい。

きみだけがアイドル

昨日は私立恵比寿中学の全国ツアーライヴに行った。

最近ややアイドル熱が冷めていたのだけれど、行ったらやっぱり楽しくて

「やっぱり現場に行ってこそだな…!」と熱が再燃した。

エビ中はKEYTALKなりレキシなり岡崎体育なりから楽曲提供してもらっているので

アゲソンが多いのも魅力だと思う。単純にアガる。

アイドル全般に詳しくないので他との比較はできないけれど。

 

アイドルの魅力は色々あれど、ぼくは「パフォーマンス力」が一番かなと思う。

ダンスや表情、細かな仕草のパワーに目が離せなくなる感じ。

だからあんまり顔が可愛いかどうかとかは重要じゃないです個人的に。

自分たちで作曲しないし、演奏をしなくてもアーティストとして成り立つのは

そこなんじゃないかな、とか考えたりしてる。

可愛い上に努力してるのならそりゃ強いですよね。

 

ぼくが目指しているものはアイドルなんだなと改めて認識した。

というのが結論です。語弊を生みそうな表現。

ドキドキさせられたら何だっていいんだよ!おら!

未来永劫可愛くない

新栄トワイライトvol.13

未来永劫可愛い「みんな惨めで可愛いねっ!!!」

終演いたしました。

本当に苦しかったです!わー!!

 

そもそも客演をするのが6年ぶりという超絶引きこもり役者なんですが

やっぱり役者辛いな~うげ~って感じでした。

あとぼくのアクが強すぎて演出さんと喧嘩しまくりで、

ぼくが参加しなければみんなハッピーだったんだろうな~と後悔&後悔の日々でした。

 

そもそもぼくは自分の役者としての魅力がわからないので、

もう二度とやらんわクソが!って思ってました。ごめんなさい。

 

 

でもまあ最後にはやってよかったな皆で思えたのでよしとします。

したいです。

役者としては一皮剥けたかもしれません。

剥けてないかもしれません。

自分のことはわからないですいつだって。

 

ライブハウス公演なので観ていただけた方は多くありませんが

誰かの生きる糧になれたのなら嬉しいですます。

汚くても惨めでも必死に生きているんだよ!

いつか何か変えられたらいいな!

ペロペロ~!

愛の賞味期限

新栄トワイライトvol.11~1月から一人芝居~にて上演いたしました、

『テキサスハリケーン』無事終演いたしました。

 

ライブハウスイベントにも関わらず、

たくさんのお客様に観ていただくことができとても嬉しいです。

が、『テキサスハリケーン』は今回限りにするつもりはさらさらありません。

また必ずやります。それだけ強度のある作品だと思います。

ので、作品の解説はしません。

そもそも作者が解説してしまうのって野暮なのではないかと思ったり…。

※会話でなら嬉々として語り始めるので聞きたい方は直接聞いてください。

 

代わりにそれっぽい話だけしようと思います。

今回の話は由良木くんという男の子が高校の卒業式の日に

憧れの羽化子ちゃんに告白するぞ!頑張るぞい!って感じなんですけど、

要するに好きなら好きって早めに言おうねってところですね。

別にこれがこの作品のメッセージではないんですけど…。

 

みんな必要以上に愛を大事にする傾向があると感じてるんですけど、

愛は形がないものだから期待しすぎてるだけなのでは?って思います。

要するに愛は万能で愛は無限だ!みたいな。

実際は全然そんなことないんですけど。

 

愛は有限だし、時間が経ったら消えていくものなんじゃないかなーみたいな。

だって好きだった人のこと好きじゃなくなることあるじゃないですか。

良い雰囲気だったけどタイミング逃して冷めちゃったとか。

そもそも愛が無限なら浮気も離婚もないはずですよね?

無限の愛なんて物語の中だけの存在なんですよ!!

 

話が逸れました。

まあ告白されたら好きになるなんてありふれた話だし、

愛なんて鮮度が命なんだから好きなら好きって早く伝えた方がいいよ!

他の人に取られる前に!的な。

これでどんな話か気になったひとは次回観に来てね☆(ダイレクトマーケティング)

おはなしのくに

ストーリーがすきです。

お芝居に限らず、漫画とか、映画とか、小説もすきです。

そこで、ひとが生きようとする姿にみなさん感動したりするわけですが、

ただその感情だけ切り取って見せられたとしても「あ、そうなんだ」程度でしかなく、

ストーリーがあってこそ共感や説得力を生むんだと考えています。

 

感性が他人より鋭い方はストーリーがなくとも共感できるかもしれませんが、

ぼくなんかは性格が悪いので感情や自我だけを切り取った作品を見せられると

「あーはいはい!わかったわかった!悲しい悲しい!」

と一瞬で飽きてしまいます。

受け手を引き込もう、楽しませようという意識が欠けていると感じたら、

一気に冷めてしまう性分です。

人間の感情なんて大体同じなので、それだけ抽出されてもワクワクしないのです。

 

人間の集中力は60分しか持続しないと言われていますので、

つまりストーリーの展開の仕方、が作品の魅力を握っています。

ぼくはただ純粋にワクワクしたいだけなんです。

せめて自分はそうあれるように頑張ります。

忘れないために。

こんにちは。ゲボゲボのくつなつくです。

このご時世にブログ?って感じですが、はじめます。

 

26歳にもなるとぽろぽろ記憶がこぼれていくようになってきて

少しずつ自分のことを忘れていってしまうことに気が付いたからです。

 

なのでやっぱり形に残るものがいいなあと思ったことに因ります。

twitterはお気楽だけど刹那的で悲しくなるときがあります。よくあります。

 

基本的にはお芝居のことや日々生きるうえで考えていることを書くつもりです。

最近知り合った方からはそんなイメージはないと言われますが

ぼくはよくキレまくっているので不平不満が多くなるかもしれません。

 

なるべく穏やかにしたためますので、よしなに。